商品番号 MQ-10 南米コロンビア、ムソー鉱山産のトラピッチェエメラルドの原石です。 重さは9.2g、大きさは約25x19x14mmです。 トラピッチェエメラルドとは6個の結晶が6条のカーボンラインによって仕切られている非常に珍しいエメラルドです(出品中のカボションカットをご覧になっていただければ分かり易いと思います)。 唯一コロンビアのエメラルド鉱山だけから稀に産出されます。 ルースにされずに全く手を加えられていない原石に出会うためには現地の鉱山で働いている鉱夫とのコネクションが必要です。 以前から頼んでおいた鉱夫が事務所に持ってきてくれ、運よく手に入れることができました! 「トラピッチェ」とはスペイン語で「サトウキビを絞る機械」の事で、 その歯車に模様が似ていることからトラピッチェエメラルドと命名されたそうです。 (現地写真集、コロンビアの首都ボゴタをご覧ください) トラピッチェエメラルドのルースは見たことがあっても「原石ってどうなっているんだろう?」と思っていらっしゃる方多いのではないでしょうか? そう、原石の状態でもしっかりエメラルドの結晶が6個に分かれているんです。 しかし、原石の状態で観察出来る事は稀です。 こちらの標本は少々わかりにくいですが、母岩がなく、カーボン部分とエメラルドのみの標本です。 柱状結晶になっていますから、これを輪切りにするとあのトラピッチェ模様?が現れるはずです。 1、2枚目の写真はトラピッチェ模様の半分が現れているようです。 通常、トラピッチェエメラルドのルースはこのような結晶の一部を輪切りに して切り出しカボションに研磨した物なのです。 まず出会うことの無い珍しいトラピッチェエメラルドの原石、非常に価値のある逸品です! SOLD |
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